医院名 |
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セキイイン 関医院 |
院長 |
セキ カズヒロ 関 和宏 |
住所 |
〒847-0062 佐賀県唐津市船宮町2302-33 |
診療科目 |
内科、糖尿病内科、消化器内科、皮膚科、アレルギー科、泌尿器科 |
電話番号 |
0955-72-8265 |
アレルギーとは体内に入った異物に対してそれを排除しようとする免疫反応が過剰に起こった状態を言います。
人間の体にはもともと体に入ってくる異物(抗原)に対してそれを異物と認識し退治しようとする機能が備わっています。
これを免疫といいます。免疫があるからこそ人間は病原菌を退治し健康を維持することができるのです。
しかし、日常生活で避けることが難しいありふれた抗原(=アレルゲン)に対して不必要に免疫応答が起こる場合をアレルギーと呼びます。
具体的には粘膜や皮膚の腫れや、かゆみ、咳くしゃみなどの症状のことをいいます。アレルギーの原因となる物質(抗原=アレルゲン)は食品、薬、花粉、ダニ、ハウスダストなどです。こういった日常の衣食住の中で接触する物質によりアレルギー反応が誘発されます。アレルギー反応は体内に抗体が形成されてはじめて発生します。そのため抗原との二回目以降の接触で起こります。
アレルギー反応が原因の病気にはアナフィラキシー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、薬物アレルギー、食物アレルギーなどがあります。
皮膚炎の原因として皮膚に接触する化学物質、日用品、化粧品、薬剤、歯科金属、食物などが関係していないかどうかを調べる検査です。
パッチテストは背部等に種々のアレルゲンを貼り、以下のようなスケジュールにて経時的に反応を観察し、皮膚炎と何らかのアレルゲンが関係していないかを確認します。本来は皮膚炎が治ってから原因確認を目的にパッチテストを行いますがなかなか治らない皮膚炎の患者様に実施することもあります。
パッチテストで思いがけないアレルゲンが判明することもあります。
ご自身の生活で注意すべきものを明確にすることができますので、今後の皮膚炎予防にもつながります。
☐お薬を服用中の方は、主治医にご相談下さい。
☐検査前日と検査中はテスト部位に塗り薬や化粧品を塗らないでください。
☐持参品の検査を希望される場合は、準備時間が必要ですので予めお声掛けください。
☐アレルゲンを貼った後、入浴は避けてください。
☐スポーツや激しい運動で汗をかかないようにしてください。
☐テスト部位を締め付ける衣類の着用は避けて下さい。
☐テスト部位に強いかゆみや水ぶくれを感じることがあります。掻きむしったり、勝手にパッチ剤を剥がしたりせずに直ちに主治医へご相談ください。
☐パッチ剤を剥がしてから判定が終了するまでの間は、テスト部位への刺激を避けてください。
☐パッチテストの結果、疑われるアレルゲンに対して陽性反応を示した場合は、テスト部位の皮膚に軽い赤みやぶつぶつができることがあります。
☐陽性反応は20日後以降に出ることもあります。判定後、テスト部位に異常を感じたときは速やかに医師にご相談ください。
☐判定後、速やかに速やかに治療をしますが反応が強く出るとしばらく反応が残存することがあります。
☐パッチ剤により新たなアレルゲンにアレルギー反応を起こすようになる(感作される)可能性があります。